40代に突入すると、体力の衰えや代謝の低下、長引く不調を感じ始めることが多くなります。家族や職場での責任が増える一方で、体のメンテナンスを怠ると健康リスクが一気に高まるのがこの年代。今回は、健康を維持し、40代でも活力溢れる生活を送るために必要な4つの健康習慣について紹介します。
① 食事制限ではなく腸活を重視
減量をしようと決めると、いまだに栄養バランスを無視した安易な食事制限を行う人がいます。このような食事制限だけに頼るダイエットは長続きしない上に、様々な不調をもたらすことがわかっています。40代になると筋肉の衰えだけではなく、消化器官の機能も徐々に衰えてきます。そこで注目すべきは腸活です。
腸内環境を整えることで、免疫力を高め、栄養の吸収効率も向上します。特に、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取することが推奨され、腸内細菌のバランスを保つことは、疲れにくい体やメンタルの安定にもつながります。腸の健康は、体全体の健康に直結することを覚えておきましょう。
② 肉より魚を選ぶ
40代では、筋肉量の維持が重要ですが、筋肉を作るタンパク質だけでなく、良質な脂肪を摂取することも大切です。肉よりも魚を優先する理由は、魚に含まれるオメガ3脂肪酸が体内の炎症を抑え、血管や腸の健康に良い影響を与えるからです。
赤身の肉に比べて魚の脂は体への負荷が低く、体脂肪の減少やコレステロールの改善にも役立ちます。例えば、鯖を代表とする青魚など 脂の多い魚を週に3~4回取り入れることで、長期的な健康効果が期待できます。
③ ウォーキングより筋トレを優先
40代になると、ただのウォーキングだけでは体の衰えに対応しきれなくなります。もちろん、ウォーキングも良い運動ですが、それだけでは筋肉量や基礎代謝の維持は難しいです。この時期は筋トレを積極的に取り入れましょう。
特に、下半身の筋群を鍛えるメニューを取り入れることで、代謝が向上し、体脂肪が燃焼しやすくなります。筋力トレーニングは、骨密度の向上にも寄与し、将来的な骨粗しょう症のリスクを低減します。ウォーキングだけで満足せず、筋トレを習慣にしましょう。
④ 重量より適切なフォームを重視
ジムでのマシントレーニングを始める際、現在の運動レベルを把握せずに無理な重量で始めてしまうことがありますが、40代では特にフォームの適切さが最優先です。現状のレベルに合わない重量を扱うと、関節や筋肉に過度の負荷がかかり、怪我のリスクが高まります。
学生時代に運動経験があっても、社会人になってから体を動かしていない場合、当時の記憶と現在の運動レベルには大きなギャップがあります。昔の経験や感覚を過信せずに、まずはトレーニングに関する基礎知識をしっかり身につけましょう。正しいフォームで行うことで効率的に鍛えられ、怪我のリスクも大幅に減ります。トレーニングは強度よりも継続が鍵なので、まずは自分の体の状態や運動レベルをしっかり把握して進めることが大切です。
まとめ
40代は残りの人生を大きな不調なく過ごせるかどうか要となる年代です。この年代で感じる痛みや不調がたとえ些細なものであっても、放置せずにちゃんと自身の体と向き合い、対策を講じることがとても重要です。 腸の健康を保つ腸活、良質な魚を取り入れた食生活、筋トレを組み込んだ運動習慣、そして正しいフォームに重点をおいたトレーニングが、あなたの40代以降の人生を健やかに過ごすための鍵となります。これらのポイントを押さえた健康習慣を取り入れ、体力と健康を維持し、活力溢れる生活を送りましょう。
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挑戦を思い出す場所
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BRAVE FITNESS GYM 覚王山
名古屋市千種区穂波町3丁目29−1
エトワールMI 101
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